J1のFC東京と川崎は26日、今回で45回目を迎える両チームの対戦、多摩川クラシコ(29日、午後5時キックオフ)の記者会見を試合会場・味の素スタジアムで開催した。 昨季対戦では川崎がともに3―0でダブル(2連勝)を達成。今季ドイツ・ブレー…
J1のFC東京と川崎は26日、今回で45回目を迎える両チームの対戦、多摩川クラシコ(29日、午後5時キックオフ)の記者会見を試合会場・味の素スタジアムで開催した。
昨季対戦では川崎がともに3―0でダブル(2連勝)を達成。今季ドイツ・ブレーメンから加入した快足FWのFC東京・佐藤恵允(けいん)は「今年は3―0で勝ってやろうと。ハットトリックします」と意気込んだ。チームはリーグ戦3試合連続無得点と波に乗れないが、「応援も力になる」とライバルを倒しての浮上を誓った。ドイツ・マクデブルクから新加入した川崎FW伊藤達哉は「自分たちはこれから7連戦とサウジアラビアでACLEがあるので、まず一発目、FC東京とのダービーをしっかり制して、その勢いで連戦、ACLEに向かいたい。すごく大事な一戦で勝ちたい」と気合を入れた。
このチームメートに要注意という選手をそれぞれ挙げ、佐藤は「橋本拳人選手。気づいたらボールがなくなっているくらいボール奪取能力にたけて、攻撃のセンスもあるので(相手は)要注意」と語った。川崎の伊藤は「大島僚太選手。僚太くんがいるだけで違った攻撃の形(になり)、主導権が握れる。気をつけたほうがいい」と“応酬”。多摩川を挟んだライバルクラブ同士は早くも火花を散らしていた。