「選抜高校野球・準々決勝、浦和実12-4聖光学院」(26日、甲子園球場) 聖光学院は延長タイブレークの末に敗れ、初の4強入りを逃した。 流れを呼び込んだエース・大嶋が浦和実の勢いにのまれた。延長十回、犠打を挟んで6連打を浴びた。途中降板と…
「選抜高校野球・準々決勝、浦和実12-4聖光学院」(26日、甲子園球場)
聖光学院は延長タイブレークの末に敗れ、初の4強入りを逃した。
流れを呼び込んだエース・大嶋が浦和実の勢いにのまれた。延長十回、犠打を挟んで6連打を浴びた。途中降板となり一挙8失点。センバツでは初の4強進出を逃した。
試合後、ベンチ前では整列し、誰も下を向くことなく相手の校歌を聴いた。アルプスへのあいさつ後、片付けを終えてベンチ前に整列。ここでも下を向く選手は誰もいなかった。
エース・大嶋ら選手の頬には大粒の涙が伝った。しっかりと顔を上げて涙する姿は過去の大会を振り返ってもあまり例がない。先に三塁側の浦和実が引き揚げる際には、互いに一礼をかわして健闘をたたえあった。
猪俣は石戸の投球に対して「対策は結構していたんですけど、思ったよりも角度があって、思ったよりも高いところから低めにきていた。ゴロでもいいから打とうと思ってこすってしまった」と振り返り、「角度がかなりあるなと感じました」と明かした。