シード神村学園と伊集院の南薩地区同士の対戦は互いに得点が奪えない緊迫した展開となった。 伊集院の先発は背番号11の右腕・猪股 陸斗(3年)。12四死球を出しながらも、神村学園は的が絞り切れず、わずか2安打しか打てなかった。 4回は先頭打者が…

シード神村学園と伊集院の南薩地区同士の対戦は互いに得点が奪えない緊迫した展開となった。

 伊集院の先発は背番号11の右腕・猪股 陸斗(3年)。12四死球を出しながらも、神村学園は的が絞り切れず、わずか2安打しか打てなかった。

 4回は先頭打者が四球で出塁するも、併殺で二死となり、そこから3連続四球と計4四球を選びながら得点できなかった。

 神村学園は大城 奏二朗(3年)、千原 和博(3年)、窪田 瑶(3年)、早瀬 朔(3年)と4人の継投で伊集院打線を散発3安打に抑え、三塁を踏ませなかった。

 試合が動いたのは7回裏、連続死球、送りバントで二三塁とし、途中から4番に入った千原が2ランスクイズを決めた。

 終わってみればこの2点が決勝点となり、シード神村学園が辛くも完封勝ちした。