選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、西日本短大付(福岡)は1―5で横浜(神奈川)に敗れ、初の準決勝には進めなかった。 西日本短大付・西村慎太郎監督の試合後の主なコメントは次の通り。西日本…

【西日本短大付-横浜】西日本短大付の西村慎太郎監督=阪神甲子園球場で2025年3月26日、新宮巳美撮影

 選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で準々決勝があり、西日本短大付(福岡)は1―5で横浜(神奈川)に敗れ、初の準決勝には進めなかった。

 西日本短大付・西村慎太郎監督の試合後の主なコメントは次の通り。

西日本短大付・西村慎太郎監督

 五回までは競っている流れだったので、1、2点差でついていきたかった。(今大会で)初めて投げる選手が多かったが、よく踏ん張ってくれた。六回に球が少し浮いただけであれだけ打たれて、横浜さんのすごさを感じただけです。

 (六回から救援し、無安打に抑えられた横浜・奥村頼人投手は)球はもちろん、ピッチングが高校生では抜けている。六回にマウンドに上がった時にグラウンドの雰囲気が変わって、すごいなと思った。選手たちの気持ちを上げられなかったのは僕の甘さ。

 タイプの違う投手をつないで勝利につなげたいと思っていた。(先発の)山口はベストピッチングだった。三回までは予定通り。

 (2番手の)原もいい球を投げていたが、六回だけ少し球が高くなってしまった。(エースの)中野は2試合完投しているので、短いイニングで考えていた。

 (先制打の)湯山は2年生で、井上のけがで守備を含めて神経を使う場面で、あの一打は自信になる。よく頑張ってくれた。

 負けはしたが、今大会は収穫があった。3試合させていただいたことが全ての面で財産。投手には球の高さ一つで変わるよと言っていたが、全国で感じたでのはないかと思う。

 (相手打線について)素晴らしい選手が多い。中学の時から知っている選手が思った以上に成長している。個々の能力が抜けていると感じました。