3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズは、敵地リトルシーザーズ・アリーナでデトロイト・ピストン…
3月26日(現地時間25日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズは、敵地リトルシーザーズ・アリーナでデトロイト・ピストンズ相手に96-122で敗れたことで、連勝が3でストップした。
とはいえ、2月21日にビクター・ウェンバンヤマが右肩の深部静脈血栓症によって戦線離脱した状況で直近8戦を5勝3敗と勝ち越している。26日終了時点でウェスタン・カンファレンス13位の31勝40敗で、プレーイン・トーナメントへ出場可能な10位にいるフェニックス・サンズ(35勝37敗)と3.5ゲーム差あるものの、まだプレーインへの道が消滅したわけではない。
スパーズはディアロン・フォックスも残り試合全休となる中、デビン・バセル、ステフォン・キャッスル、ケルドン・ジョンソンらが踏ん張っているのだが、ベテラン陣の奮闘も見逃せない。
キャリア20年目のクリス・ポール(ガード)、13年目のハリソン・バーンズ(フォワード)は今シーズンここまで71試合へフル出場中。スパーズでフル出場しているのはこの2選手と若手フォワードのジュリアン・シャンペニーのみ。
特に5月で40歳を迎えるポールは、ピストンズ戦を迎える前の時点で平均28.1分8.8得点3.6リバウンド7.7アシスト1.3スティールを記録。若いチームを支えており、合計プレータイム1964分は堂々チームトップとなっている。
ウェンバンヤマとフォックス不在の中、このチームがどこまで白星を積み重ねていくことができるか。レギュラーシーズン残り11試合でも、ポールとバーンズのベテラン陣の働きに注目したいところだ。