選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、連覇を狙う健大高崎(群馬)が9―1で花巻東(岩手)に勝ち、2年連続の準決勝進出を果たした。 健大高崎・青柳博文監督の試合後の主なコメントは次の通り。健大高崎・青柳博文…

選抜高校野球大会は第9日の26日、阪神甲子園球場で準々決勝があり、連覇を狙う健大高崎(群馬)が9―1で花巻東(岩手)に勝ち、2年連続の準決勝進出を果たした。
健大高崎・青柳博文監督の試合後の主なコメントは次の通り。
健大高崎・青柳博文監督
(先発の)山田には五回以上は投げてもらいたいと考えていました。低めへ丁寧に投げて相手のバットの芯を外す投球で、警戒していた相手の長打を防いでくれる彼の持ち味が出た投球でした。山田と島田を投げさせることは、最初から決めていました。
投手がたくさんいないと勝ちきれないというのが今の高校野球のスタイル。トーナメント戦は準々決勝が鬼門で、左右の投手がいないと尻すぼみしてしまう。ここで投げられる投手がいるかというのが大事でした。
石垣は登板間隔が空いてしまうので、投げさせたいと思っていました。次に向けてというのもあります。
常時150キロ投げられるのが石垣の特徴で、変化球を磨けばさらに伸びると思います。状態も上がってきたので、今後が楽しみです。
1勝は1勝ですが、投手を複数使えたのは良かったです。準決勝と決勝は石垣と下重をフル稼働で挑みます。
(選手に)連覇は意識させていますが、(私が)まだ考えるには早いですね。次を勝つことだけ考えます。
大差での勝利が油断につながらないように、これから試合までの行動が非常に大事になると思います。
(準決勝は)失点をいかに減らすか。3点以上(の失点)だと勝ち目はないので、いかに四球などを与えないかといった自滅を避けること、少ない点で守り切れるかに尽きます。