デンバー・ナゲッツは、アウェー4連戦を2勝2敗の五分で終え、3月25日(現地時間24日、日付は以下同)からホーム5連戦がスタ…

 デンバー・ナゲッツは、アウェー4連戦を2勝2敗の五分で終え、3月25日(現地時間24日、日付は以下同)からホーム5連戦がスタート。だがその初戦となったシカゴ・ブルズ戦を119-129で落とした。

 ニコラ・ヨキッチとジャマール・マレーを欠いた18日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦ではアーロン・ゴードン(38得点6リバウンド)、マイケル・ポーターJr.(21得点10リバウンド5アシスト2スティール)、ラッセル・ウェストブルック(12得点12リバウンド16アシスト3スティール2ブロック)の活躍もあって114-105で撃破。

 ヨキッチ不在で臨んだ24日のヒューストン・ロケッツ戦ではマレーがゲームハイの39得点に4リバウンド7アシストを残すなど計6選手が2ケタ得点を奪って116-111で勝利を飾った。

 とはいえ、ヨキッチを欠いた直近5戦でナゲッツは2勝3敗。26日を終えて45勝28敗でウェスタン・カンファレンス3位にいるものの、4位のメンフィス・グリズリーズ(44勝28敗)が0.5ゲーム、5位のロサンゼルス・レイカーズ(43勝28敗)が1.0ゲーム差で迫っている。

 左足首損傷のため欠場が続いているヨキッチは、いずれもチーム最多となる平均36.5分29.1得点12.8リバウンド10.3アシスト1.8スティールに加え、フィールドゴール成功率57.5パーセント、3ポイントシュート成功率41.3パーセント(平均1.9本成功)、フリースロー成功率80.7パーセントを残す大黒柱。

 気になる復帰時期だが、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)はホーム5連戦の“どこかで”戻る予定だと、ロケッツ戦前の会見で話していたため、27日のミルウォーキー・バックス戦、29日のユタ・ジャズ戦、4月2日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦、3日のサンアントニオ・スパーズ戦のいずれかで復帰する見込み。

 今シーズンのナゲッツは、73試合を終えた時点で本来の先発陣(マレー、クリスチャン・ブラウン、ポーターJr.、ゴードン、ヨキッチ)をコートへ送り込めたのは20試合のみ。70試合以上に出場しているのはブラウン(71試合)とポーターJr.(70試合)しかおらず、ケガのため欠場を余儀なくされてきた。

 はたして、3度のMVP受賞を誇るヨキッチが復帰し、再び白星先行へと好転できるのか。“平均トリプルダブル”を残す万能型ビッグマンのコンディションに注目していきたい。

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