打線は11安打8得点、投げても継投での完封リレーに五田監督「1戦1戦成長した」 中学軟式野球の春の日本一を決める「文部科学大臣杯 第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント」は26日、岡山・倉敷マスカットスタジアムで決勝戦が行…
打線は11安打8得点、投げても継投での完封リレーに五田監督「1戦1戦成長した」
中学軟式野球の春の日本一を決める「文部科学大臣杯 第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント」は26日、岡山・倉敷マスカットスタジアムで決勝戦が行われ、星稜中が8-0で作新学院中を下し、2年連続4度目の優勝を飾った。
連覇を狙う星稜は2回、先頭の向慶士郎捕手(2年)が右翼線三塁打を放つと、続く7番・深井康秀外野手(3年)が放った飛球を左翼手が失策し先制。その後も2本の適時打が飛び出すなどこの回、一挙6点を奪った。さらに、5回は2死から3連続安打で2点を追加しリードを広げた。
投げては先発の服部成投手(3年)が4回2安打無失点の好投を見せると、2番手の竹山舜投手(3年)も2イニングを無失点。最終回には再び服部がマウンドに上がり、無失点で締めくくり優勝投手となった。打線は11安打8得点、投手陣も完封リレーと投打が噛み合い、連覇を成し遂げた五田祐也監督は「選手たちは1戦1戦、成長していった。服部に次ぐ2番手以降の投手も思った以上に投げてくれた」と、ナインたちを称えた。
今大会は最速147キロをマークするなど、4試合に登板したエース兼主将としてチームを牽引した服部も「学校として春連覇は初のことで、素直に嬉しい。夏は追われる立場になるが、挑戦者の気持ちを忘れず努力していきたい」と気を引き締めていた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)