【MLB・スプリングトレーニング】エンゼルス 1-4 ドジャース(3月25日・日本時間26日/アナハイム)  【映像】大谷翔平、軽く振って“フェン直”爆速ツーベース ドジャースの大谷翔平投手がエンゼルスとのスプリングトレーニング(オープン戦…

【MLB・スプリングトレーニング】エンゼルス 1-4 ドジャース(3月25日・日本時間26日/アナハイム)  

【映像】大谷翔平、軽く振って“フェン直”爆速ツーベース

 ドジャースの大谷翔平投手がエンゼルスとのスプリングトレーニング(オープン戦)に「1番・DH」で先発出場。この日は2打数1安打でベンチに退いた。これでオープン戦の全日程が終了し、大谷は23打数7安打、1本塁打、打率.304で27日(日本時間28日)の本土開幕へ臨む。

 エンゼルスとのオープン戦3連戦の最終日は古巣・エンゼルスタジアムで迎えた。大谷は1回表の第1打席で先発ジャック・コハノウィッツ投手と対戦。変化球主体の投球を見極め、カウント2-1からの4球目、87.5マイル(約140.8キロ)のカーブを捉えたがレフトフライに終わった。

 3回表、1死走者なしで迎えた第2打席も第1打席と同じく変化球を見極めながら狙いを定める。するとフルカウントからの6球目、95.7マイル(約154キロ)のシンカーを完璧なタイミングで捉えて右中間へ打球を飛ばした。打った瞬間“入った”と感じるような一撃は、打球速度99.3マイル(159.8キロ)、飛距離382フィート(116.4メートル)でフェンス直撃の当たりとなった。

 ややバットの先だったこともありスタンド手前で失速したものの、余裕を感じさせるツーベース。しかし大谷は、塁上で首を傾げるなど本人にとっては“不服”な様子も見せていた。

 大谷は3試合続けて2打席で交代。オープン戦の最後の打席をヒットで締めくくった。

 ドジャースは、体調不良のため欠場していたムーキー・ベッツが戦線復帰。1番・大谷、2番・ベッツ、3番フレディ・フリーマンと並び、改めて“MVPトリオ”が揃い踏みとなった。試合は2回にウィル・スミスの2ランホームランが飛び出してドジャースが先制に成功。4回に1点を返されたものの、その後の継投で逃げ切りつつ、最終回に2点を加えて4-1で勝利。2月に始まったスプリングトレーニングで23試合を戦い、14勝9敗、特に3月は12勝3敗と好調をキープして連覇へ向け本土開幕に臨む。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)