【WWE】RAW(3月24日・日本時間25日/スコットランド・グラスゴー)【映像】衝撃の「迎撃」に美女王者が“大の字”悶絶 コーナーから飛んだ美女王者に対して、“デカ女”レスラーが放ったボディに突き刺さる凶暴なビッグブーツ迎撃に王者が大の字…

【WWE】RAW(3月24日・日本時間25日/スコットランド・グラスゴー)

【映像】衝撃の「迎撃」に美女王者が“大の字”悶絶

 コーナーから飛んだ美女王者に対して、“デカ女”レスラーが放ったボディに突き刺さる凶暴なビッグブーツ迎撃に王者が大の字で大悶絶。実況席も「うそだろ…」とあ然とするひと幕があった。

 WWE「RAW」で行われた、王者ライラ・ヴァルキリアとラケル・ロドリゲスによる女子インターコンチネンタル王座戦。シングルとタッグの「二冠」を狙う“デカ女”こと、183センチの恵体レスラー・ラケルがこの日も大暴れ。試合中盤にはトップロープから飛び込んできたライラを衝撃の迎撃で返し、会場からはどよめきが起きた。

 序盤からラケルは、ライラの首をフロントヘッドロックで締め上げながらブン回す「首ジャイアント・スウィング」を披露するなど、圧倒的なパワーの差を見せつける。タッグパートナーのリヴ・モーガンの姿もちらつく中、試合はラケルのパワーに対してライラが機敏さで応戦するという構図に。

 そして場外戦からリング上へと攻防が移った場面で、衝撃的な瞬間が訪れる。トップロープに登ったライラが「クロスボディ」または「ドロップキック」を仕掛けようとしたその時、ラケルが長い足を一閃。迎撃ビッグブーツが炸裂し、ライラは一撃で吹っ飛び背中からダウン…大の字となった。

 体格差があるとはいえ、王者が全くなす術もなく吹き飛ばされる展開に、ABEMAのWWE実況・藤沢俊一郎アナウンサーは「うそだろ…」と驚愕。さらに、解説を務める週刊プロレス・井上光も「え?エゲつな過ぎる」と、ビッグブーツ一発での迎撃に驚きを隠せなかった。

 ファンからも「うわぁ」「うおw」といった声にならないコメントや「今のキツイぞ」「危なすぎる」「これは痛そう」と規格外の女子レスラーの攻撃に唖然。井上氏はこのラケルならではの一撃を、試合中に即興で「地対空フロントハイキック」と命名。この強烈な一撃でライラの軽快な動きは一気に止まり、試合のペースはラケルへと傾いていく。

 その後もラケルの優勢が続く中、セコンドのリヴが介入し、ライラの攻撃をことごとく妨害。しかしライラはこれを跳ね除け、リヴを蹴り飛ばすと、最後はラケルの必殺技「テハナ・ボム」を回避。足をつかんでロールスルーに持ち込み、ピンフォールでなんとか逆転勝利を収めた。

 試合後、怒りが収まらないリヴとラケルはライラに襲いかかるが、そこへ元女子王者ベイリーが救出に登場し、共闘の形で場を収めた。これでシングル戦での因縁には一旦の決着がついたものの、今後は女子タッグ王座を巡る新たな火種となりそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)