日本ボクシングコミッション(JBC)は25日、日本フェザー級王者の松本圭佑(25)=大橋=に対し、24日から1年間のライセンス停止処分を科したことを発表した。 松本は25日、東京・後楽園ホールで同級1位大久祐哉(金子)を相手に5度目の防衛…
日本ボクシングコミッション(JBC)は25日、日本フェザー級王者の松本圭佑(25)=大橋=に対し、24日から1年間のライセンス停止処分を科したことを発表した。
松本は25日、東京・後楽園ホールで同級1位大久祐哉(金子)を相手に5度目の防衛戦に臨む予定だった。24日朝、減量中にけいれんを起こして病院へ搬送され前日計量を行えず、試合もキャンセルとなった。JBCは「競技としてのボクシングの権威と信用を著しく毀損(きそん)する行為」として、松本に1年間のライセンス停止処分を科した。所属ジムの大橋秀行会長も「マネージャーとしての監督責任を負う義務がある」と戒告処分とした。
松本は24日夜、自身のSNSを更新。「明日、3月25日に予定されていた日本フェザー級タイトルマッチですが、今朝救急搬送されたことにより棄権させていただく運びとなりました。チャンピオンカーニバル、Lemino興行のメイン、そしてチャンピオン側の棄権、恥ずべきことだと自分自身痛感しております。大変申し訳ございませんでした。そして対戦相手の大久選手、陣営の金子ジム様、配信を予定しておりました、Lemino様、いつも応援していただいているスポンサーの皆様、会場にて応援してくださる予定だった皆様、配信を見て応援していただく予定だった皆様、本当に申し訳ございませんでした。どんな処罰も重く受け止めて、真摯に向き合っていきたいと思っております。改めてこの度は大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。
松本は、父で元東洋太平洋・日本フェザー級王者の松本好二トレーナーとの二人三脚でU―15全国大会で5連覇するなど、プロデビュー前からフジテレビ系「ミライ☆モンスター」でもたびたび取り上げられた人気選手。プロ戦績は12戦12勝(8KO)。