◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 事前情報◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6661yd(パー72)シーズン第6戦、2月「ファウンダーズカップ」以来となる今季米国本土での3戦目が27…

◇米国女子◇フォード選手権 presented by Wild Horse Pass 事前情報◇ワールウインドGC (アリゾナ州)◇6661yd(パー72)
シーズン第6戦、2月「ファウンダーズカップ」以来となる今季米国本土での3戦目が27日(木)に開幕する。新規大会として始まった前年からアリゾナ州フェニックス近郊での開催を継続しつつ、ワールウインドGCに舞台を移す。スカイハーバー国際空港から車で20分ほどの同コースは、開場間もない2001年から5年にわたって米男子下部ツアーのトーナメントをホストしていた。
直近のアジアシリーズ3試合を全てスキップしていた世界ランキング1位のネリー・コルダが、ディフェンディングチャンピオンとしてファウンダーズカップ(7位)以来のトーナメントに臨む。世界ランクトップ10全員が顔をそろえ、今季最強のフィールドで賞金総額225万ドル(約3億3900万円)を争う。
開幕から6試合すべてでトップ10入りしている日本勢は、ツアーメンバー13人が初めて一堂に会する。直近の「ブルーベイLPGA」で本格参戦から早々にタイトルを獲得した竹田麗央は新人賞レースでも2位の山下美夢有、3位の岩井明愛を引き離し、勢いがすさまじい。
年間ポイントレースで3位の竹田と僅差の4位につける古江彩佳は出場5試合でトップ25を外さない安定感を発揮。アジアシリーズは20位→2位→3位と好成績をそろえ、シーズン初勝利が待たれる。
6人が前週の国内ツアー「Vポイント×SMBC レディス」から連戦を組んだ。後続に9打差をつけて2年ぶりの優勝を飾った吉田優利は、出場資格が限定的な主戦場でのプレーにも弾みをつけたい。岩井明愛と千怜のツインズ、勝みなみ、渋野日向子もトップ10入りして海を渡ってきた。
笹生優花は初日のスタート直前に欠場した「HSBC女子世界選手権」以来のエントリー。ルーキー馬場咲希はブルーベイLPGAを17位で終え、米国では今季初めての試合だ。
また、この試合からプレーペースに関する新たな規定が適用され、1~5秒の超過で罰金、6~15秒で1罰打、16秒以上で2罰打が科される。一部を除くシーズン残りの試合でプレータイムの計測が合計40ホールを超えた選手も罰金の対象となる。
<主な出場予定選手>
ネリー・コルダ、ユ・ヘラン、リディア・コー、ジーノ・ティティクル、イン・ルオニン、古江彩佳、ハンナ・グリーン、西郷真央、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、笹生優花、畑岡奈紗、レキシー・トンプソン、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、竹田麗央、山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛、吉田優利、馬場咲希