選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、エナジックスポーツ(沖縄)は智弁和歌山に4―9で敗れ、初の準々決勝進出はならなかった。 エナジックスポーツの神谷嘉宗監督の試合後の主な談話は次の通り。エ…

選抜高校野球大会は第8日の25日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、エナジックスポーツ(沖縄)は智弁和歌山に4―9で敗れ、初の準々決勝進出はならなかった。
エナジックスポーツの神谷嘉宗監督の試合後の主な談話は次の通り。
エナジックスポーツ・神谷嘉宗監督
途中からは伸び伸びと動くようになれたのですが、智弁和歌山のパワーに格の違いを感じました。
久高がボール先行の投球だったので、少し体が重かったのかなと見えた。球も走らないし、ボールが先行、本来の彼の良さはストライク先行です。ここまで点を取られるのは今まで見たことがなかったです。
夏に向けては、全投手の力をあげる必要があります。球の力やコントロール、ストライクを先行できるようにすることが課題です。
(エナジックスポーツの特徴の)ノーサイン野球は「選手が監督の視点を持つ」、そして「監督が選手の視点を持つ」という意味もあります。これがさらに形になって表現できるようにしたい。実戦がまだ足りないので、ここから伸びます。
(甲子園では)やりたい野球はできたと思います。失敗も含めて、これがうちの野球なので。選手が決めて確信を持ってプレーして、それが失敗してもこちらとしては「よし」です。
(チームのスローガンで、ポップコーンがはじけるような笑顔でプレーするという思いが込められた)「スマイルポップコーン」を柱としてやっています。生徒には「試合に勝っても負けても、悔いはあまりないようにしなさい」と。それは「一生懸命やれば、自分を褒めたいと思うはずだから」と。試合が終われば相手を笑顔で送り出す、笑顔ということは続けたいです。
(6月で70歳だが)子どもたちと一緒に夢を追えるのが一番の幸せ。同級生は皆、ご隠居さんですから。