キャプテンの遠藤を軸に、日本は安定した戦いを続けている(C)Getty Images 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のゲームが3月25日に行われる。前節で本大会出場が決定した日本代表は、埼玉スタジアムでサウジアラ…

キャプテンの遠藤を軸に、日本は安定した戦いを続けている(C)Getty Images
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第8節のゲームが3月25日に行われる。前節で本大会出場が決定した日本代表は、埼玉スタジアムでサウジアラビア代表と対戦する。
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8大会連続8度目のW杯出場を決めている日本だが、森保一監督や選手たちのコメントなどからも、残りの試合でも白星を目指すことが読み取れる。本大会でのポット分けへの影響もあるため、次戦のサウジアラビア戦も当然、これまでと同様の意識で臨むことは間違いないだろう。
一方のサウジアラビアは、現在勝ち点9で3位につけており、2位オーストラリア代表(勝ち点10)などとともに、最終予選突破のもう一つのイスを争う。C組では日本以外の5チームがいずれも2位以内の可能性を残しており、サウジアラビアにとっても日本戦は負けが許されない一戦だ。
そしてこの両チームは、それぞれ7節の試合で負傷者が出たことにより一部メンバーの入れ替えが行われることが確実。英メディア『Sports Mole』が日本、サウジアラビアの陣容に言及している。
3月23日、同メディアは両国による埼玉でのゲームを予想するトピックを配信しており、日本に対しては20日のバーレーン代表戦後、守田英正、上田綺世が怪我によりチーム離脱となったと説明。その上で、前回途中出場している田中碧、町野修斗の名前を挙げ、「それぞれモリタとウエダの代役として起用される可能性が高い」と綴っており、さらに、バーレーン戦で得点を決めた鎌田大地、中盤の伊東純也の2人もスタメン候補であると見通している。
そして、サウジアラビアでは、ローマ所属のサウド・アブドゥルハミド、センターバックを務めるハッサン・カデシュがいずれも7節中国代表戦で負傷したとして、日本戦の欠場の見込みだと伝えている。
また同メディアは、日本の特徴について攻守両面とも機能していると説いており、「日本はグループCの中で、7試合で24ゴールを挙げており、これは他のどのチームよりも10点多い数字だ」と得点力の高さを称賛。他にも、「また、モリヤス監督率いる日本は守備の堅さも誇っている。13試合中11試合でクリーンシートを達成しており、堅固な守備力を見せている」と論じている。
試合展開もやはり日本が優位であると見込み、結果を「2-1」で森保ジャパンの勝利と予想。同メディアは、「サウジアラビアはW杯出場への望みをつなぐために、ぜひとも好結果を収めたいところだが、日本が今回の予選、13試合中12勝を挙げていることを考えると、火曜日の試合で何かを得るのは難しいだろう」と分析している。
本大会出場は決めた日本が、難敵サウジアラビアを相手にどのような試合をみせるか。白星という結果を追い求めることはもちろん、選手層の厚さも試されるゲームとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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