西武は25日、育成選手の黒木優太投手(30)と仲田慶介内野手(25)の2人と支配下選手契約を締結したと正式発表した。背番号136だった黒木は新たに「54」に、背番号140だった仲田は「00」に変更となる。黒木は昨オフに日本ハムを自由契約とな…
西武は25日、育成選手の黒木優太投手(30)と仲田慶介内野手(25)の2人と支配下選手契約を締結したと正式発表した。
背番号136だった黒木は新たに「54」に、背番号140だった仲田は「00」に変更となる。
黒木は昨オフに日本ハムを自由契約となり、西武と育成契約。1軍南郷キャンプから150キロに届く直球とカットボール、カーブなどの多彩な変化球をアピール。オープン戦でも5イニング被安打1と好成績を収めていた。
球団を通じ「素直にうれしい気持ちですが、すぐに開幕なので気を引き締めていきたいです。コーチの皆さんからの「これで終わりではなく、ここからがスタート。満足せずによりいっそうがんばってほしい」という言葉の通り、スタートラインに立った気持ちで、1年間しっかり戦い抜いて、終わったあとにはみんなで笑えるようにしたいです」とコメントした。
仲田は昨季はソフトバンクの支配下選手でシーズンを終えたものの、オフに育成再契約の打診を受け、辞退。新天地の西武と新たに育成契約を結び直した。
オープン戦終盤は野村大や元山の好調もあり、仲田の出場機会は減ったものの「支配下登録の有力候補」という球団の評価は変わらなかった。
球団を通じ「入団からここまで、自分ができることをしっかりやろうという気持ちで日々の練習に取り組んできました。ここからがスタートだと思うので、より気を引き締めていきます。準備をしっかりして、任されたところで仕事ができるように頑張りたいと思います」とコメントした。
黒木、仲田の支配下登録に伴い、開幕時点での支配下選手人数は66人となる。同枠の残りは4つ。育成選手28人がしのぎを削っていく。