開幕4番に指名されている日本ハム・野村佑希内野手が24日、エスコンフィールドでのチーム練習に参加し、全試合出場を目標に掲げた。オープン戦16試合中15試合に出場し、チーム最多の50打席に立って打率・289、1本塁打、3打点。「ずっと4番で…
開幕4番に指名されている日本ハム・野村佑希内野手が24日、エスコンフィールドでのチーム練習に参加し、全試合出場を目標に掲げた。オープン戦16試合中15試合に出場し、チーム最多の50打席に立って打率・289、1本塁打、3打点。「ずっと4番で出してもらって、打線の流れ、ゲームの流れをいろいろ感じることが多かった」と収穫を口にした。
新庄監督にはアーチではなく、二塁打量産とここ一番での勝負強い一打を求められている。野村も「“ザ・4番”っていう感じではないのかな」と自覚。そのうえで「後ろにレイエスだったり、万波だったり、長打が多いバッターもいるので、そこにつなぐ役割も打順の巡り合わせによってはある。決める場面では決めたいなと思いますし、流れを途切れさせない場面ではしっかりそういうバッティングができたら」と“自在流の4番”を目指すスタイルとした。
4番と言われてまず思い浮かぶのは、自身の入団時の主砲だった現中日の中田翔。タイプは違えども「ずっと見ていたので、ああいう勝負強さだったり、そういう頼られるバッターになりたい」と全幅の信頼を置かれる存在を見据える。具体的な目標は「1年間しっかり1軍の試合に出続けること。143試合です」と宣言。不動の4番として、チームを優勝に導く働きを誓った。