選抜高校野球大会は第6日の23日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で2回戦があり、敦賀気比（福井）は前回王者の健大高崎（群馬）に3―4で敗れた。五回まで相手の左腕・下重賢慎に無安打に抑えられ、六回に3点を返したが及ばなかった。敦賀気比の東哲…
選抜高校野球大会は第6日の23日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で2回戦があり、敦賀気比（福井）は前回王者の健大高崎（群馬）に3―4で敗れた。五回まで相手の左腕・下重賢慎に無安打に抑えられ、六回に3点を返したが及ばなかった。敦賀気比の東哲平監督の試合後の主な談話は次の通り。
敦賀気比・東哲平監督
（相手先発の下重に対し）前半は追い込まれてから粘ったり、ボール球を振らなかったりすることができなかった。中盤以降にそれができ始めたのはチームの成長です。
＜0―4の六回に3点を返し、なお1死満塁の場面でスクイズを試みたが、捕ゴロ併殺に終わった＞
（カウント2―2で相手が）ボール球を投げたくないところだと思ったので、（スクイズのサインを）出したんですけどね。ちょうどキャッチャーの前に転がってしまった。
＜1回戦で先発した右腕・五十子＝いがっこ＝を救援に回し、「背番号1」の左腕・管田を先発に起用したが、一回途中で4失点と打ち込まれた＞
そういう勝ち方でうちは来ていたので。（管田は）練習でもそんなに悪くはなかったです。それよりも相手バッターがすごく研究してきている感じがした。
なかなか打ち取らせてもらえず、（体勢が）崩れていてもヒットになっていた。向こうのバッターが一枚も二枚も上手だった。残念でしたけど、その後にみんなでカバーしてくれた。チーム力はすごく上がってきていると感じました。
＜一回途中から救援し、無失点で九回まで投げきった五十子について＞
素晴らしく、いい投球してくれた。相手の打ち気をそらし、緩急もうまく、真っすぐもインコースをしっかり突けていた。彼にとって自信になると思います。
＜健大高崎の立ち上がりの集中力について＞
あの集中力をうちも付けたいと思いますね。投手は立ち上がりに不安がある。強いチームはそういうことができる。見習いたいです。
