◆競泳 日本選手権第3日(22日、東京アクアティクセンター) 女子50メートルバタフライ決勝で、池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス)が25秒41で4年連続7度目の優勝を果たした。それでも、「悔しさ7割、うれしさ3割」と笑顔はなかった。 同大会…
◆競泳 日本選手権第3日(22日、東京アクアティクセンター)
女子50メートルバタフライ決勝で、池江璃花子(横浜ゴム/ルネサンス)が25秒41で4年連続7度目の優勝を果たした。それでも、「悔しさ7割、うれしさ3割」と笑顔はなかった。
同大会は7月の世界選手権(シンガポール)の選考を兼ねており、初日の100メートルバタフライと合わせて2種目での代表権。ただ、目標はそこではない。掲げた派遣1(23秒32)の突破はならず「(世界大会での3位相当の)派遣1をどうしても出したい気持ちがあったし、イメージは25秒2を出したいなと思っていたので、予選の雰囲気でいけたらもう少しいい泳ぎができたんじゃないかなと思うんですけど、50メートルの難しさを感じている。何度も何度も50メートルは難しいと言ってきましたが、そろそろ自分の50メートルに対する気持ちを理解して、どういう風に挑めばいいのかというのを、自分の理解を深めていくっていうのも今後も必要になってくるかな」と話した。
世界選手権に向けて気持ちを切り替える。「世界選手権は今年は割とメダルのチャンスがあるというか、もちろん、チャンスがあるからこそ50メートルにかけてくる選手もすごく多いと思うんですけど、私も昔から50メートルを得意としてやっているので、自分の意地を出せるようなレースというか、自分の強みを出せるレースをしっかりできたら結果も自ずとついてくると思うので、そこだけは自信を持ってレースをできたらと思います」と前を向いた。