◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 第1日(22日、東京・代々木第二体育館) プレーオフ(PO)が開幕し、男子準決勝でレギュラーシーズン(RS)2位のT.T彩たま(埼玉)が同3位の岡山リベッツ(岡山)を延長のビクトリーマッチの末に破り、2…
◆卓球 ▽ノジマTリーグ・プレーオフ 第1日(22日、東京・代々木第二体育館)
プレーオフ(PO)が開幕し、男子準決勝でレギュラーシーズン(RS)2位のT.T彩たま(埼玉)が同3位の岡山リベッツ(岡山)を延長のビクトリーマッチの末に破り、23日の決勝進出を決めた。
シーソーゲームを制した。第1試合のダブルスはT.T彩たまのエースペア、有延大夢、小林広夢組が2―0で先勝し、第2試合のシングルスで岡山の吉山僚一が19年W杯団体代表の神巧也を3―0で破り振り出しに。1―1の第3試合では20年全日本王者の宇田幸矢が3―2で谷垣佑真に競り勝った。2―1の第4試合は岡山の李尚洙(イ・サンス、韓国)が木造勇人に3―0の完勝で延長戦にもつれた。
2―2の1ゲームマッチによるビクトリーマッチに突入。彩たまは宇田、岡山は吉山僚のこの試合で勝っている選手同士が激突した。宇田が1―3から5連続得点で先手を取ると、8―8に追いつかれたが、タイムアウトを取って落ち着きを取り戻すと、痛烈なフォアハンドで押し、11―9で振り切った。勝利後は床の上であおむけに大の字になって倒れ込み、勝利をかみしめた。
初優勝を目指す彩たまは23日の決勝で張本智和らを擁するRS1位の琉球と対戦する。
◆宇田の話「1~4番までいい流れをつくってくれて、最後は熱い試合で決められてうれしい。(試合中に)両足をつって不安はあったけど、チームのみんなや応援してくださる方が支えてくれた」