中山11R・フラワーカップ・G3・馬トク激走馬=ジョスラン 昨年12月の中山・芝1800メートルを勝ち上がったエピファネイア産駒。全兄がG1を3勝し、2021年の年度代表馬に選ばれたエフフォーリアという良血馬だ。ダッシュを利かせて主導権を奪…

中山11R・フラワーカップ・G3・馬トク激走馬=ジョスラン

 昨年12月の中山・芝1800メートルを勝ち上がったエピファネイア産駒。全兄がG1を3勝し、2021年の年度代表馬に選ばれたエフフォーリアという良血馬だ。ダッシュを利かせて主導権を奪い、スローに落とした初戦は直線で強い追い風のなか、急坂を余裕で駆け上がりラスト2ハロン11秒1、11秒0を使って2馬身半差。後続を寄せ付けなかった。兄の主戦・横山武騎手は「二の脚が想像以上に速く、リズムを優先してあの形に。切れる脚が使え、先々が楽しみ」と評価。鹿戸調教師は「まだ緩いところがあるので心配していたけど、大きいところを狙っていきたい」と今後を見据えた。

 2月26日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、1週前の芝、当週のWコースとも抜群の動き。血統背景、実戦、調教の走り…重賞通用のポテンシャルはありそう。ここで狙い撃つ価値は十分にある。