陸上女子1万メートルで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来が22日、拓大八王子国際キャンパスで卒業式に出席。式の前に取材に応じ「4年間はあっという間だった。ほとんどを陸上で過ごしていたので、1番思い出に残っているのは…

 陸上女子1万メートルで30分45秒21の学生記録(日本歴代3位)を持つ不破聖衣来が22日、拓大八王子国際キャンパスで卒業式に出席。式の前に取材に応じ「4年間はあっという間だった。ほとんどを陸上で過ごしていたので、1番思い出に残っているのは陸上のことかな」と学生生活を振り返った。

 4年間で特に印象深かったのは1年時の全国女子駅伝だという。「1年目の全日本は、初めての全国駅伝だったのですごく印象に残った。全員で3位を取れたのは思い出に残っています」と笑顔だった。

 卒業式には、オレンジ色のはかまに身を包み、それに合わせて前日に施したセルフネイルで臨んだ。「(はかまは)最初で最後だと思うので。でも、大学を卒業したって感じはしました」と話した。

 4月からは三井住友海上に入社し、拓大の五十嵐利治監督の指導を受けながら陸上に励む。「1番大きな目標はオリンピックで金メダル。その時はマラソンで目指しているので、まずはマラソンに挑戦してそこでしっかり結果を残していきたい」と意気込んだ。