3月22日の中山4R・3歳未勝利戦(芝2000メートル=18頭立て)は、1番人気のウインスティーガ(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父ウインブライト)が、デビュー3戦目で初勝利を挙げた。22年の香港ヴァーズを制したウインマリリンの半弟という血統。…

 3月22日の中山4R・3歳未勝利戦(芝2000メートル=18頭立て)は、1番人気のウインスティーガ(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父ウインブライト)が、デビュー3戦目で初勝利を挙げた。22年の香港ヴァーズを制したウインマリリンの半弟という血統。勝ち時計は2分0秒9(良)。

 スタートを決めて、そのまま流れに乗って好位2番手へ。道中はリズム良く運び、4コーナーで逃げたタイセイグレーターに並びかけると、直線も脚を伸ばしてヤマニンエイドロンの追い上げを3/4馬身差で振り切った。

 戸崎圭太騎手は「ゲート内もおとなしくて、スタートが決まってくれました。この馬のイメージ通りに力を発揮できました。しぶとさがあって、これからまだ良くなりそうで楽しみです」と、納得の表情で振り返った。

 ウインマリリンも手がけた手塚久調教師は「徐々に良くなっています。距離はもう少しあってもいい。成長力のある血統なので」と、さらなる飛躍に期待を寄せた。