断然の人気を集めた良血馬の惨敗にSNSでは悲鳴が上がっている。22日に行われた中山5R・3歳1勝クラスは、昨年の牝馬2冠馬チェルヴィニアの弟にあたるアルレッキーノ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ブリックスアンドモルタル)が単勝オッズ1・6倍…

 断然の人気を集めた良血馬の惨敗にSNSでは悲鳴が上がっている。22日に行われた中山5R・3歳1勝クラスは、昨年の牝馬2冠馬チェルヴィニアの弟にあたるアルレッキーノ(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ブリックスアンドモルタル)が単勝オッズ1・6倍の1番人気に推されたが、10頭立ての9着に敗れた。

 同馬はデビュー2戦目の新潟未勝利を1分33秒3の好時計で7馬身差V。同世代のクラシック有力候補として注目を集めたが、その後はサウジアラビアロイヤルCで5着、G1の朝日杯FSでも10着と振るわなかった。冬場の休養で立て直してきたが、1番人気に支持された今回も序盤で折り合いを欠くと、3角から鞍上の手が動き始め、直線入り口では馬群に飲み込まれていった。

 レースは5番人気のアタラシイカドデニ(牡3歳、美浦・上原博之厩舎、父イスラボニータ)が鼻差で勝利。2着にも7番人気のニシノクードクールが続き、馬単は1万9870円の波乱決着となった。

 この結果にⅩ(旧ツイッター)では「アルレッキーノ」がトレンド上位に浮上するほど注目を集めている。「クラシック戦線からは脱落かな」「この一族の宿命みたいになってきてるな」「走る気なくしてるんかな」「下がって行っちゃった」「ぶっ飛んだ」「どうしちゃったん」「気性やばいな」「よっぽど難しいんやろな」「折り合い厳しいな」「故障とかじゃなければ良いけど」などのコメントが寄せられている。