「選抜高校野球・1回戦、早実8-2高松商」(22日、甲子園球場) センバツでは1924年の第1回大会決勝以来101年ぶり、夏を含めても1925年夏の決勝以来100年ぶりの対戦となった古豪同士の一戦は早稲田実が制して、初戦を突破した。過去2…
「選抜高校野球・1回戦、早実8-2高松商」(22日、甲子園球場)
センバツでは1924年の第1回大会決勝以来101年ぶり、夏を含めても1925年夏の決勝以来100年ぶりの対戦となった古豪同士の一戦は早稲田実が制して、初戦を突破した。過去2回の対戦ではともに敗れていたが、3度目の対戦でリベンジに成功。17年以来8年ぶりの春勝利となった。
二回に7番中村の適時二塁打、9番五木の適時打で2点を先制。四回には相手の制球の乱れもあり連続押し出し四球で2点を追加。五回には再び中村の適時打でさらに1点を加えた。中村はこの日4安打3打点の活躍だった。
投げても先発の中村が高松商打線を封じ込めて、8回1失点8奪三振の好投。最終回は小俣が1点を失ったが、高松商の反撃を退けた。
和泉監督は「この一戦は生徒というより僕自身、早実の監督として思う部分がありまして、本当に緊張はいつもよりしていた。ただ、思いのほか生徒たちが動いてくれたのと、色んな部分でこちらにいい風が吹いていたような。高松商という相手で生徒がどんどん集中力を増して、こういう結果になったのかな。相手に対しての色んな想いが重なったゲーム」と振り返った。投打に活躍した中村についても「大黒柱、よく頑張ってくれました」と称えた。