視聴者数、SNS反響、スポンサー数で圧倒的な数字 MLBは21日(日本時間22日)、カブスとドジャースの「東京シリーズ」の視聴者数が、昨年韓国で行われた「ソウル・シリーズ」を大幅に上回り、日本で最も視聴されたMLBの試合となったと発表した。…

視聴者数、SNS反響、スポンサー数で圧倒的な数字

 MLBは21日(日本時間22日)、カブスとドジャースの「東京シリーズ」の視聴者数が、昨年韓国で行われた「ソウル・シリーズ」を大幅に上回り、日本で最も視聴されたMLBの試合となったと発表した。大谷翔平投手をはじめとする日本人選手5人の母国凱旋が、国内の関心を高めたことを裏付ける結果となった。

 東京ドームで18日に行われた第1戦は日本テレビ系列とAmazon Prime Videoを合わせて2500万人以上の視聴者数を記録。昨年、ソウルで行われたパドレスとドジャースの開幕戦は日本で1870万人が視聴したが、それを34%上回った。

 19日の第2戦と合わせると平均すると2400万人以上が視聴。昨年のソウル・シリーズで記録した2試合平均1720万人を更新した。

 SNS上でも反響は大きく、東京シリーズに関連した動画再生回数は8807万回を記録。昨年のソウル・シリーズと比べて75%増加した。また、エンゲージメント数も917万を記録。練習試合も含めてソウル・シリーズでの数字を50%も上回った。

 東京シリーズでは23社がスポンサーを務めた。これは、MLBが海外で主催したイベントで最多となる数字。こちらも、これまでの最多記録だった昨年のソウル・シリーズと比べて2.4倍増に。MLBにとって、日本市場の注目度と経済効果の大きさを改めて印象づけるシリーズとなった。(Full-Count編集部)