◇米国男子◇バルスパー選手権 2日目(21日)◇イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドコース(フロリダ州)◇7352yd(パー71)日没サスペンデッドで順延された第1ラウンドの未消化分から再開し、予選ラウンドが完了した。イーブンパーの3…

久常涼がトップと1打差2位で週末へ※撮影は開幕2日前

◇米国男子◇バルスパー選手権 2日目(21日)◇イニスブルックリゾート&GCコパーヘッドコース(フロリダ州)◇7352yd(パー71)

日没サスペンデッドで順延された第1ラウンドの未消化分から再開し、予選ラウンドが完了した。イーブンパーの38位から出た久常涼がこの日のベストスコア「66」をマークし、トップと1打差の通算5アンダー2位に浮上。「朝イチから良いバーディでスタートして、いい流れに乗ってプレーができた」と話した。

前半は10番からの2連続バーディ発進を含めてスコアを1つ伸ばしてハーフターン。1番(パー5)でバーディを奪い、2番はボギーを喫するもすぐに3番でバウンスバックした。5番(パー5)から2連続バーディにするなど7バーディ、2ボギーの「66」を出した。「ティショットも、アイアンも、パッティングも全体的に良かった。今週はタイトで日本のコースに似ている気がする。すごくタフなコースなので自分らしく、明日からも精いっぱいできれば」と決勝ラウンドに弾みをつけた。

通算6アンダーの単独首位は25歳のジェイコブ・ブリッジマン。久常と同じ2位タイグループにはツアー6勝のビクトル・ホブラン(ノルウェー)、アン・ビョンフン(韓国)が並び、通算4アンダー5位にツアー9勝で世界ランク3位のザンダー・シャウフェレ、同3勝のシェーン・ローリー(アイルランド)、ジェレミー・ポール(ドイツ)、ケビン・ヴェロが続いた。

今季5戦全て予選落ちしていた大西魁斗は3バーディ、4ボギーの「72」でプレー。1アンダー23位から通算イーブンパーの39位に落としたが、ルーキーイヤー初の予選通過をした。

直近2試合でともに予選通過をしていた星野陸也金谷拓実はいずれも予選落ち。星野は上がりで3連続ボギーを喫し、「72」で終えて通算3オーバー79位。金谷は「75」とスコアを落として通算7オーバー123位となった。