日本がドジャー・ブルーに染まった2日間をド軍記者が振り返った(C)Getty Images 大盛況で幕を閉じたメジャーリーグの東京シリーズ。3月18、19日に行われたドジャースとカブスの開幕2連戦はドジャースが2連勝を飾った。 日本凱旋とな…

日本がドジャー・ブルーに染まった2日間をド軍記者が振り返った(C)Getty Images

 大盛況で幕を閉じたメジャーリーグの東京シリーズ。3月18、19日に行われたドジャースとカブスの開幕2連戦はドジャースが2連勝を飾った。

 日本凱旋となった大谷翔平は開幕第2戦で今季1号アーチを描き、山本由伸は開幕初戦で5回3安打1失点で今季初勝利を挙げた。そして、日本の多くのファンが注目する中で、佐々木朗希がメジャーデビュー戦のマウンドに上がった。

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 見どころ満載だった今回のメジャーリーグ日本開催をドジャース専門メディア『DODGER INSIDER』のケーリー・オズボーン氏が記事の中で振り返っている。

 大谷に関しては「最も人気があり、地球上で最も偉大な野球選手と多くの人に言われている彼は、火曜日の東京シリーズでカブスと対戦した際の初打席の前に緊張していたことを認めた」と記した。

 それでも、開幕2戦目に本塁打を放ち、「この指名打者は、これまでの短いドジャース選手としてのキャリアの中で、またしても完璧なタイミングの瞬間を演出した」と、デーブ・ロバーツ監督が表現したまさに「スーパーヒーロー」としての活躍を見せてくれた。

 記事では「これは162試合のうちの2試合に過ぎない。しかし東京シリーズはまさにビッグゲームの雰囲気に満ちていた」と、日本で行われた開幕2連戦で体感した“空気”を思い起こしていた。

 「東京シリーズはドジャースにとっての見せ場だった。デーブ・ロバーツ監督も認める通り、この国は青く染まっている」と、日本が“ドジャー・ブルー”に染まったと表現し、「オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、ロウキ・ササキという3人の選手が乾いた絵筆を持って日本を後にする」と伝えた。

 現地時間3月27日(日本時間28日)からドジャースはタイガースと米国で開幕3連戦を迎える。次は米国の大勢のドジャースファンが本拠地を“ドジャー・ブルー”に染める番だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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