「オープン戦、西武2-0DeNA」(21日、ベルーナドーム) 万全だ。2年連続でオリックスの開幕投手が決まっている先発・宮城大弥投手(23)が開幕前ラスト登板で4回0封。「緊張感を持ちながら(ファンに)頑張っている姿を見てもらえたら」。左…
「オープン戦、西武2-0DeNA」(21日、ベルーナドーム)
万全だ。2年連続でオリックスの開幕投手が決まっている先発・宮城大弥投手(23)が開幕前ラスト登板で4回0封。「緊張感を持ちながら(ファンに)頑張っている姿を見てもらえたら」。左腕が本番モードへ突入した。
走者を出しても危なげない。初回2死から佐藤輝に四球を与えたが続く森下を内寄りの直球で三ゴロ。二回2死一、二塁では坂本を2球で追い込んでからキレのある直球でバットに空を切らせ3球三振に仕留めた。許した安打は2本。要所のクロスファイアが光った。
故郷の子供たちに野球を楽しんでもらいたかった。23年までチームメートだったドジャース・山本から、18日のカブス-ドジャースのメジャー開幕戦(東京ド)の観戦チケットを寄付してもらい沖縄の子供たちを招待。特別な時間を過ごしてもらった。
かえって厳しめの自己採点が頼もしい。この日の点数は「60点ぐらい」と宮城。満点できないのは向上心の高さから。「(好内容でも)100点にならないと思う。100点に近づけるため体調だったり四球を減らしたり」。本番のマウンドへ隙は見せない。