「ウエスタン、阪神1-8中日」(21日、ナゴヤ球場) 阪神は五回に一挙8失点を喫し、敗北した。初めて伊藤稜が先発として実戦マウンドに上がり、五回途中4失点だった。 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -井坪が3安打 「素晴らしいね。走塁…

 「ウエスタン、阪神1-8中日」(21日、ナゴヤ球場)

 阪神は五回に一挙8失点を喫し、敗北した。初めて伊藤稜が先発として実戦マウンドに上がり、五回途中4失点だった。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -井坪が3安打

 「素晴らしいね。走塁だけじゃなくてさ、1塁からね、左にサードを狙った走塁という。1打席目の進塁打にしても見事だもん。最後のね、セカンドちょっと詰まったけど、こうやって一軍クラスのピッチャーをね、対応していくっていうのは、裏ローテにのドラゴンズのあれなんでね。そういったとこで。今日はもう、井坪はもちろんはやっぱり福島も良かったよ」

 -18日も3安打と井坪は好調が続く

 「やっぱりね。練習の時からコンパクトに(スイングする)。今日もあの辺にも言って話したけど、やっぱお前らと(井坪)の違いはもうティーバッティングから。今日はティーバッティングも上げとったけど井坪はあんなね変速なちょっと構えしてるけど。最短でバット出しとるよ。百崎はやっぱりね、高校時代のホームランバッターっていうイメージがまだ強いのか。その違い。(百崎に)交代したらよく見とけってさ。井坪のスイングとかね。相手チームだけじゃなくて、味方のチームでも、やっぱり良いものは良いね。そういう点ではね、今、若い子たちがこうやって出てるんで、良い経験なるよ」

 ー伊藤稜は4回までは無失点投球(五回途中4失点で降板)

 「あー稜はよかったんじゃない。最後ね、5イニング目で捕まったけど。4回にはギア上げよったやん。148キロ?ピンチになって、ギアをギャーッと上げてさ。抑えよったやん。もう段階的に。素晴らしい、俺から言わせるといい投球したよ。これからはこうやって勝負勘。ここっていう時の。今日ギアを4回に上げたように、そこで5回にトップバッターに初球をポンって打たれないところっていうところは、これから活かしてほしいわね。あそこはちょっとへばったところもあるし、コース狙いすぎたところもあったと思うし。それは責めれん」

 -伊藤稜は先発としての素質を見せた

 「十分でしょ、十分。今日90(球)いったか。90(球)でっていうことでね。辞めさせたけど、これから間隔どんな。どんぐらい開けんのかはトレーナーとも話しながらね。ほんと十分だよ。真っすぐで押して、首振って、最後どんと外のまっすぐを駿太かな。あの辺はもう素晴らしいや。カーブもちょっと試せっていう話をした。今日も何球かもカーブも投げたりしてたよ」

 -打球処理はなかったが中川は初めて実戦で三塁守備についた。

 「そうなんよ。誰かサードに打て!って思ったけど中川に!彼もね。こういう時に彼もやっぱフォアボール選びよるし、サードも外野もキャッチャーも。もちろんキャッチャーはアレじゃないからね。なくしてない。なくなってるわけじゃないんだから、そうなるとね、彼の出場機会っていうのも増えてくる可能性出てくるんだから。いいスイング。思いっきりのいいスイングしとるよ」