<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ【映像】土俵の端まで吹っ飛んでいくベテラン力士 “減量宣言”でも話題の体重220キロ超力士が、立ち合いつっかけてしまい37歳の相手力士を土俵端まで吹き飛ばすハプニングが発生。あま…

<大相撲三月場所>◇十三日目◇21日◇大阪・エディオンアリーナ

【映像】土俵の端まで吹っ飛んでいくベテラン力士

 “減量宣言”でも話題の体重220キロ超力士が、立ち合いつっかけてしまい37歳の相手力士を土俵端まで吹き飛ばすハプニングが発生。あまりの勢いに「危ないよ」「ケガしなくてよかった」など驚きと心配の声が相次いだ。

 序ノ口十一枚目・錦丸(朝日山)と序ノ口十九枚目・肥後光(木瀬)の一番での出来事。21歳の錦丸は体重220.5キロの超重量級。師匠である元関脇・琴錦の朝日山親方から“太り過ぎ”と言われており、健康のため、入門時の170キロを目指して減量すると宣言したことでも注目を集めている力士だ。対する肥後光は37歳のベテランで、体重106.5キロ。両者の体重差は114キロにもおよんだ。

 体重差対決となった一番、1度目の立ち合いは錦丸がつっかけてしまい不成立に。だがこのとき、行司から「まだまだ」と制されたにもかかわらず、錦丸は重たい体をすぐに止めることができなかったのか、そのまま勢いよく相手力士にぶつかった。不意をつかれた肥後光は大きくのけぞり後ろに転倒、土俵の端に後頭部を打ちつける事態に。その後、肥後光はややふらつきながら立ち上がった。

 2度目の立ち合いは成立。錦丸の重たい突きを受け止めた肥後光だったが、直後、錦丸の引き落としに力なく屈して肥後光は前のめりに倒れ込んだ。錦丸は勝って1勝目を挙げ、肥後光は敗れて1敗目(6休)を喫した。

 不成立となった立ち合いで、倍以上も重たい相手に37歳力士が吹き飛ばされてしまうハプニングに、ABEMAの視聴者も困惑。「ええええ」「ひどすぎる」「危ないよ」「大丈夫?」「ケガしなくてよかった」など驚きと心配の声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)