卓球「ノジマTリーグ」は21日、プレーオフ(PO、22日~23日、東京・国立代々木第二体育館)に向けた会見を東京都内で行った。女子でレギュラーシーズン(RS)1位の日本ペイント・橋本帆乃香は「全員が昨季までの悔しい経験をしてきたので、今年…

 卓球「ノジマTリーグ」は21日、プレーオフ(PO、22日~23日、東京・国立代々木第二体育館)に向けた会見を東京都内で行った。女子でレギュラーシーズン(RS)1位の日本ペイント・橋本帆乃香は「全員が昨季までの悔しい経験をしてきたので、今年こそは優勝しようという気持ちをみんなが持っている」と、チームとして悲願のリーグ初制覇に決意した。

 RS2位の神奈川はPO準決勝から登場し、前回PO決勝で敗れたRS3位の日本生命にリベンジを図る。主将の平野美宇は「昨季はRS1位だったけど、決勝で負けて優勝することができなかった。今年はRS2位で迎えるので、みんなが挑戦者の気持ちを忘れずに頑張りたい」と闘志を燃やした。パリ五輪団体銀メダルの平野や張本美和、国際舞台で活躍する木原美悠、長崎美柚ら強力布陣でV奪回を目指す。

 PO準決勝はTリーグ独自のルールで3位のチームがオーダーを開示し、2位にアドバンテージが与えられる。日本生命は第1試合で笹尾、麻生麗名組、第2試合で赤江夏星、第3試合で笹尾、第4試合で上沢杏音を起用。エース・早田ひなが痛めていた左腕の影響で戦列を離れていたことで出場試合規定(8試合)に満たず、POはコートに立てない。RSでMVPを受賞した主軸の笹尾は「全員でつなぐぞという思いでここまでやってきた。ここまでの頑張りを全て出せるよう、みんなで一丸となって頑張っていく」と奮起した。