2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節の3試合が20日に行われた。 ここまでW杯南米予選5勝3分4敗の5位と低迷するブラジル代表は、4位コロンビア代表とホームで対戦。 試合は開始早々の4分にボックス右から侵入したヴィニシウ…
2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選の第13節の3試合が20日に行われた。
ここまでW杯南米予選5勝3分4敗の5位と低迷するブラジル代表は、4位コロンビア代表とホームで対戦。
試合は開始早々の4分にボックス右から侵入したヴィニシウス・ジュニオールがムニョスに倒されると、ブラジルがPKを獲得。このPKをキッカーのハフィーニャがゴール左隅に沈めた。
その後は一進一退の展開が続くなか、コロンビアは41分に試合を振り出しに戻す。ボックス手前でハフィーニャにハイプレスをかけたジョン・アリアスがうまくボールを突っつくと、こぼれ球を回収したレルマがボールを繋ぎ、最後はハメス・ロドリゲスのラストパスをボックス左で受けたルイス・ディアスがカットインから右足のシュートでゴールネットを揺らした。
同点で迎えた後半、先にチャンスを作ったのはブラジル。53分、ボックス左手前でボールを受けたハフィーニャがミドルシュート。さらに相手GKが弾いたボールをヴィニシウスが詰めたが、これも飛び出したGKバルガスの好セーブに防がれた。
対するコロンビアは、63分に敵陣中盤で獲得したFKからハメス・ロドリゲスがボックス内へロングパスを送ると、ボックス右のダビンソン・サンチェスがダイレクトクロス。高く上がったボールはGKアリソンがパンチングすると、DFアラーナに当たりゴールに吸い込まれたが、GKアリソンにプレスをかけたレルマのキーパーチャージを取られ、ゴールは取り消された。
その後も拮抗した展開が続き、次のゴールが遠い展開になるが、最終盤にブラジルが動かす。99分、ハフィーニャのパスを敵陣左サイドで受けたヴィニシウスがバイタルエリア左まで切り込み右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さった。
結局、これが決勝点。コロンビアとの直接対決を制したブラジルが暫定2位に浮上している。
また、6位パラグアイ代表はホームで9位に沈むチリ代表と対戦し、オマル・アルデレーテの決勝ゴールで1-0で勝利。最下位のペルー代表は、パオロ・ゲレーロやエディソン・フローレスらのゴールで7位ボリビア代表を3-1で下し、2勝目を飾っている。
◆第13節結果
3/20(木)
パラグアイ代表 1-0 チリ代表
ブラジル代表 2-1 コロンビア代表
ペルー代表 3-1 ボリビア代表
3/21(金)
エクアドル代表 vs ベネズエラ代表
ウルグアイ代表 vs アルゼンチン代表
◆順位表
1.アルゼンチン代表(25/+14)
2.ブラジル代表(21/+7)
3.ウルグアイ代表(20/+8)
4.パラグアイ代表(20/+2)
5.エクアドル代表(19/+7)
6.コロンビア代表(19/+4)
ーーーW杯出場ーーー
7.ボリビア代表(13/-16)
ーーー大陸間POーーー
8.ベネズエラ代表(12/-4)
9.ペルー代表(10/-10)
10.チリ代表(9/-12)
※()内は勝ち点/得失
※エクアドルは選手の国籍詐称で-3ptからスタート