「選抜高校野球・1回戦、広島商10-2横浜青陵」(21日、甲子園球場) 21世紀枠で春夏通じて初出場の横浜青陵は4失策と要所での守備の乱れが響いて、甲子園初勝利はならなかった。 昨年の秋の大会で一度も登板のなかった小原(3年)が先発。初回…

 「選抜高校野球・1回戦、広島商10-2横浜青陵」(21日、甲子園球場)

 21世紀枠で春夏通じて初出場の横浜青陵は4失策と要所での守備の乱れが響いて、甲子園初勝利はならなかった。

 昨年の秋の大会で一度も登板のなかった小原(3年)が先発。初回無死一塁から投前へのバントを送球を受けた一塁手が落球。この後、1死二、三塁から二ゴロを二塁手が一塁へ悪送球。傷口を広げて、さらに1点を失った。

 それでも三回に四球と安打で1死一、三塁とチャンスをつかみ、セーフティースクイズで1点差に追い上げた。

 しかし、その裏に2点を奪われて突き放されると、続く四回にも2死満塁から、折から強風もあり、中堅手が飛球を落球し、痛恨の3点を失った。

 その後必死の反撃を試みるが、六回の1点にとどまった。