◆全国高校柔道選手権大会最終日(20日・日本武道館) 男女団体戦が行われ、道勢の入賞はならなかった。北海は男女ともに2回戦に進出。男子は東北の強豪、田村(福島)に2―2としたが、一本勝ち数の差で敗退となった。道大会団体7連覇の女子も埼玉栄(…
◆全国高校柔道選手権大会最終日(20日・日本武道館)
男女団体戦が行われ、道勢の入賞はならなかった。北海は男女ともに2回戦に進出。男子は東北の強豪、田村(福島)に2―2としたが、一本勝ち数の差で敗退となった。道大会団体7連覇の女子も埼玉栄(埼玉)に善戦むなしく、0―1で惜敗した。
◆2回戦で敗退 北海男子 一本負け響く
〇…男子・北海は1回戦で大宮工(埼玉)に2―1で競り勝ったが、2回戦では田村に力及ばず。技ありと僅差で2勝したが、2つの一本負けを喫した。斎藤順道監督は「もっと力が出せたはず。自信を持って戦えるかどうかが夏への課題」。81キロ級の馬場悠統主将(3年)は「初めての全国大会で空気にのみ込まれた。これからはどこでもやりたい柔道ができる力を付けたい」と前を向いた。
◆道内で無敵も 北海女子 高い全国の壁
〇…道内敵なしの女子・北海が全国の洗礼を浴びた。無差別級の及川まゆ(3年)は0―1で迎えた福田尚央(埼玉栄2年)との大将戦で、試合中に鼻から出血。それでも、闘志むき出しで攻めたが、惜しくも引き分け。涙ながらに「気持ちだけではダメ。技術と両立させないと勝てないことが分かった」。安達美希監督は組み手争いで手が離れてしまう甘さを指摘し、「全国でも自信を持って戦える強さを付けてほしい」と期待した。