「イースタン、DeNA4-8巨人」(20日、横須賀スタジアム) 貫禄の投球を披露した。巨人・田中将大投手(36)が20日、イースタン・DeNA戦(横須賀)で先発し、移籍後最長となる4回を投げ7安打3四球1失点。「苦しみましたけど、その中で…
「イースタン、DeNA4-8巨人」(20日、横須賀スタジアム)
貫禄の投球を披露した。巨人・田中将大投手(36)が20日、イースタン・DeNA戦(横須賀)で先発し、移籍後最長となる4回を投げ7安打3四球1失点。「苦しみましたけど、その中でも何とか粘りながらピッチングはできた」と淡々とした口調で振り返った。
熟練の技でしのいだ。毎回、安打を浴び得点圏に走者を背負った。それでも最速145キロを計測した直球に、スライダーなどの変化球を交えて要所を締めた。
オープン戦を含めた今年の実戦は4試合に登板して10回2失点。この日は移籍後の実戦で最多の75球を投げ、段階も踏んだ。「いろんなステップを踏んでいかないといけない。そこをしっかり踏めて終えられたのは良かった」と語った。
見守った桑田2軍監督は「ストレートも2、3キロは上がってくると思う。2、3キロ上がれば今のままでも十分やれると思う」と期待を寄せる。
田中将は今後、ファームでの登板を挟むとみられる。公式戦初登板が濃厚な4月3日・中日戦(バンテリン)へ向けて準備を進める。