24年度の学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(1月2、3日)は3位だった国学院大の前田康弘監督、平林清澄主将(4年)、上原琉翔新主将(3年)らが20日、東京・渋谷区の渋谷駅前で行われた「春の全国交通安全運動スタートダッシュイベント」に参…
24年度の学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(1月2、3日)は3位だった国学院大の前田康弘監督、平林清澄主将(4年)、上原琉翔新主将(3年)らが20日、東京・渋谷区の渋谷駅前で行われた「春の全国交通安全運動スタートダッシュイベント」に参加した。
この日は、大学駅伝で存在感を発揮した「赤紫に黒の縁取り」のタスキではなく「自転車も交通ルールを守ろう」と書かれたタスキや反射材のタスキをかけて、交通安全運動に貢献した。国学院大駅伝チームのファンだけではなく、休日の渋谷を楽しんでいた通行人も足を止めて、前田監督や選手による交通安全に関するトークに耳を傾けた。約1時間半、渋谷警察署によるイベントに参加して社会貢献活動を行った平林は「大学が渋谷区にあるので、その恩返しになればうれしいです」と謙虚に話した。
国学院大は24年度の学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(昨年10月14日)、同第2戦の全日本大学駅伝(昨年11月3日)で快勝。最終戦の箱根駅伝では初優勝と史上6校目の3冠を目指して挑んだ。優勝の青学大、2位の駒大に敗れたが、最終10区で早大を逆転して3位に食い込み、意地を見せた。近年の大学駅伝界で存在感を発揮している国学院大駅伝チームは社会に貢献できる存在になったことを改めて証明した。