◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第7戦 日本―バーレーン(20日、埼玉スタジアム) 日本はきょう20日のホーム・バーレーン戦に勝てば世界最速で8大会連続8度目のW杯出場が決まる。大事な一戦を前に過去に日本がW杯出場を決めた試合での「ゴ…
◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第7戦 日本―バーレーン(20日、埼玉スタジアム)
日本はきょう20日のホーム・バーレーン戦に勝てば世界最速で8大会連続8度目のW杯出場が決まる。大事な一戦を前に過去に日本がW杯出場を決めた試合での「ゴール」を振り返る。
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◆過去の「W杯出場決定ゴール」
▽98年フランスW杯=岡野雅行(3〇2、アジア第3代表決定戦イラン戦)
「ジョホールバルの歓喜」として、今もなお語り継がれる一戦。中山雅史、城彰二のゴールで、勝負の行方はVゴール方式の延長戦へ。延長後半に中田英寿のミドルシュートを相手GKが弾き、岡野が泥臭くネットを揺らした。
▽02年日韓W杯=開催国のため予選なし
▽06年ドイツW杯=柳沢敦(2〇0、最終予選北朝鮮戦) 北朝鮮サポーターの暴動により、中立地での無観客試合となった異例の一戦。勝てばW杯出場が決定する日本は、後半22分に柳沢が先制点。終了間際には大黒将志が加点し、2―0で勝利した。
▽10年南アW杯=岡崎慎司(1〇0、最終予選ウズベキスタン戦) 開始9分、岡崎が自ら放ったシュートのこぼれ球をダイビングヘッドで押し込み、先制。長谷部誠が退場、岡田武史監督も退席処分となるヒヤヒヤの展開となったが、岡崎が挙げた1点を守り切った。
▽14年ブラジルW杯=本田圭佑(1△1、最終予選オーストラリア戦) 引き分けでも突破が決まる日本だったが、後半37分に先制点を献上。初のホームでのW杯出場決定に暗雲が立ち込めたが、後半アディショナルタイム(AT)に相手のハンドでPKを獲得。本田圭佑がド真ん中に蹴り込んで、勝ち点1を手にして突破を決めた。
▽18年ロシアW杯=浅野拓磨(2〇0、最終予選オーストラリア戦) 前半の終了間際、長友佑都のクロスに浅野が左足で合わせて先制に成功。後半37分には当時21歳のMF井手口陽介が2点目を奪った。
▽22年カタールW杯 三笘薫(2〇0、最終予選・オーストラリア戦) オーストラリアとのアウェー戦で0―0の後半39分に三笘薫が登場。同44分に代表初ゴールで先制点を奪うと、ATにはドリブルで3人をかわして追加点を挙げた。