「オープン戦、ヤクルト(降雨中止)阪神」(19日、神宮球場) 支配下に昇格した阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)=四国ILp高知=が19日、育成新人出身として球団初の開幕1軍生き残りへ、残りのオープン戦3試合のラストスパートを誓…
「オープン戦、ヤクルト(降雨中止)阪神」(19日、神宮球場)
支配下に昇格した阪神の育成ドラフト1位・工藤泰成投手(23)=四国ILp高知=が19日、育成新人出身として球団初の開幕1軍生き残りへ、残りのオープン戦3試合のラストスパートを誓った。この日のヤクルト戦は中止となり、キャッチボールなどで調整。21日から京セラでのオリックス3連戦でも結果を残したい。
支配下登録となってから10日以上がたった。もう2桁の背番号も違和感はない。開幕までオープン戦は残り3戦。「もっといい感覚がつかめると思う。今、取り組んでる課題を継続して、もっと良くしていきたい」。オープン戦は4試合で無失点。カブス戦でも3奪三振でゼロを刻んだ。
当然、開幕1軍は狙っている。「まだ何も決まっていない。まずは最後の3試合を悔いなく終わること、ケガをしないこと」。150キロ後半の直球だけでなく、独立時代の後半に覚えたフォークもプロで通用している。まだまだ実力は未知数。だからこそ、伸びしろも計り知れない。「取られたくないけど、点を取られることもあると思う。その時は引きずらずにやっていきたい」。今できることに全力を注ぐ。