◆大相撲 ▽春場所11日目(19日・エディオンアリーナ大阪) 東十両2枚目・嘉陽(中村)が同5枚目・生田目(二子山)を送り出して6勝目を挙げた。土俵際での素早い動きに「稽古以外でのアジリティ(機敏さ、素早さ、敏しょう性)の成果が出たのかな」…

◆大相撲 ▽春場所11日目(19日・エディオンアリーナ大阪)

 東十両2枚目・嘉陽(中村)が同5枚目・生田目(二子山)を送り出して6勝目を挙げた。土俵際での素早い動きに「稽古以外でのアジリティ(機敏さ、素早さ、敏しょう性)の成果が出たのかな」と振り返った。普段は東京・墨田区の部屋近くの河川敷で瞬発系のトレーニングを行っているが、大阪入り後も大阪・八尾市にある部屋宿舎の駐車場でトレーニングを継続しているという。

 またこの日は師匠の中村親方(元関脇・嘉風)の43歳の誕生日。「親方の誕生日に勝てて良かった」と笑顔で語った。

 昨年の九州場所に続き部屋宿舎には料理人が帯同中。昼、夜と食事面で万全のサポート受けている。この日は昼食に肉じゃが、ソーセージ、目玉焼き、汁物、ご飯を食べてから場所入り。食べ過ぎで締め込みの長さが残りわずかだというが、「帰りの車でも何か食べ物があったら食べてしまう」と悩みを明かした。