◆大相撲 ▽春場所11日目(19日・エディオンアリーナ大阪) “昭和の大横綱”大鵬の孫で、西幕下3枚目・夢道鵬(大嶽)が、東幕下6枚目・荒篤山(荒汐)を押し出して4勝目。来場所の新十両に前進した。「大事な一番だったので、自分の相撲を取ろうと…
◆大相撲 ▽春場所11日目(19日・エディオンアリーナ大阪)
“昭和の大横綱”大鵬の孫で、西幕下3枚目・夢道鵬(大嶽)が、東幕下6枚目・荒篤山(荒汐)を押し出して4勝目。来場所の新十両に前進した。「大事な一番だったので、自分の相撲を取ろうと思った。強い気持ちでいけた。夢に一歩近づけた」と笑顔で語った。
先場所は7戦全勝で幕下優勝を果たし、自己最高位で臨んだ今場所。「先場所で優勝をしてから、場所休みに入ってからも上がる気持ちでいた」と、千秋楽翌日からも体を動かしてきたという。
五番相撲では十両の土俵で、東十両12枚目・日翔志(追手風)に敗れた。その後には兄の関脇・王鵬(大嶽)から「今場所の日翔志関は見るからに強い。十両は強い。幕下と違うから」と声を掛けられたという。その言葉もあり「自信をもっていけた」と気持ちを切り替え、勝ち越しにつなげた。