「カブス-ドジャース」(19日、東京ドーム) ドジャースの佐々木朗希投手が三回に3連続四球の乱調でメジャー初失点を喫した。この回限りでマウンドを降り、メジャーデビュー戦は3回1失点だった。 初回は最速163キロを計測し、あっさりと三者凡退…
「カブス-ドジャース」(19日、東京ドーム)
ドジャースの佐々木朗希投手が三回に3連続四球の乱調でメジャー初失点を喫した。この回限りでマウンドを降り、メジャーデビュー戦は3回1失点だった。
初回は最速163キロを計測し、あっさりと三者凡退に仕留めた佐々木。味方打線が2点の援護をプレゼントしてくれて迎えた二回、突然の乱調に陥った。先頭をストレートの四球で歩かせると、1死後にショウの打席でピッチクロック違反をとられ、さらにモーションを完全に盗まれて二盗を決められるなど一、二塁のピンチを招いたが、ライナーが遊撃・ロハスの正面に飛び、併殺でピンチを切り抜けていた。
しかし三回、1死からベルティに三塁内野安打を許すと、直後に二盗を決められた。ハップは四球で1死一、二塁となり、打席には鈴木。変化球が決まらずにボールが先行する形となり連続四球で満塁とピンチを広げた。
23年打点王のタッカーを迎えると、再び変化球が決まらずにボールが先行。スタンドからは「頑張れ」の声が響き、3ボールから大きな拍手がわき起こるも、制球が定まらず3連続四球で押し出しとなった。
メジャー初失点となり、ブッシュにはストレートで押し込んで追い込むも、三振を奪うためのスプリットが決まらず。ここでストレートに切り替えて見逃し三振を奪うと、東京ドームは拍手に包まれた。ショウには雄たけびをあげて158キロを投じるなどリズムを取り戻し、連続三振に斬ると最少失点で切り抜けた。