「プレミアムカップ・特別G1」(19日・浜松) 通算900勝に王手をかけていた鈴木圭一郎(30)=浜松・32期=が、開催初日12Rの予選に出走。3番手から3周3角で永井大介(川口)を差して区切りの900勝を達成した。2013年7月5日に船…
「プレミアムカップ・特別G1」(19日・浜松)
通算900勝に王手をかけていた鈴木圭一郎(30)=浜松・32期=が、開催初日12Rの予選に出走。3番手から3周3角で永井大介(川口)を差して区切りの900勝を達成した。2013年7月5日に船橋でデビュー以来、11年8カ月14日での記録。
「エンジンはピストンを替えたくらいで、試走からいい手応えでした。あしたにかけてはフレームを交換するつもりです」と勝ってもさらに上を目指す、いい意味での“貪欲さ”が好成績につながっている。
鈴木圭の勝利ペースはかなり早い。ライバルの青山周平(伊勢崎)は2011年7月30日デビューで、900勝達成は2024年10月30日の川口11R。13年3カ月での達成で、鈴木圭の方が1年6カ月半早い。
11年8カ月半での900勝は、1年平均76勝の驚異的ペース。近年、年間70勝以上している選手は鈴木圭と青山の他に毎年0~2人。昨年114勝で、年間最多勝利記録を大きく塗り替えた鈴木圭。あと10~30年と通算勝利をどこまで伸ばすか興味深い。