◆大相撲春場所11日目(19日、エディオンアリーナ大阪) 復帰2場所目の西三段目12枚目・矢後(押尾川)が西8枚目・白旺灘(山響)を寄り切って5勝1敗とした。 立ち合いですぐに左を入れた。じっくり相手の動きを見て最後は右上手。得意の形で寄り…
◆大相撲春場所11日目(19日、エディオンアリーナ大阪)
復帰2場所目の西三段目12枚目・矢後(押尾川)が西8枚目・白旺灘(山響)を寄り切って5勝1敗とした。
立ち合いですぐに左を入れた。じっくり相手の動きを見て最後は右上手。得意の形で寄り切った。「いつも通り集中していくことだけしか考えていませんでした」。5番相撲で元大関・朝乃山に負けて「何もかも相手が上でした」と肩を落としていたが、切り替えて白星を手にした。
2017年の夏場所で幕下15枚目格でデビューして、通算出場が500回の節目の取組となった。「特に気にしていませんでした」と矢後。目標はもっと先にある。来場所は幕下に戻ることが確実。復活への階段を少しずつ上っている。