昨年11月に受けた左膝などの手術のリハビリのため、負傷者リストに入ったドジャースのクレイトン・カーショー投手が18日に東京ドームで行われた開幕戦で特別ゲストとして中継局ブースに登場。凱旋した大谷翔平投手ら日本の選手について語った。 06年…

 昨年11月に受けた左膝などの手術のリハビリのため、負傷者リストに入ったドジャースのクレイトン・カーショー投手が18日に東京ドームで行われた開幕戦で特別ゲストとして中継局ブースに登場。凱旋した大谷翔平投手ら日本の選手について語った。

 06年ドラフト1巡目、全体7位でドジャース入団。プロ20年目、メジャー18年目のレジェンド左腕は、開幕投手を務めた山本の投球を見ながら「彼は、私が長い間見てきた中で最も効率的で、最もきれいな投げ方だと思う。キャッチボールや遠投のようにマウンドから投げるフォームも全く同じ」と、その投球フォームを絶賛。さらに「チャーリーに、8歳の息子にも言ってますよ、彼が投げるのをしっかり見なさいと。これが理想の投げ方、体の使い方なんです」と愛息のお手本にしていることを明かした。

 大谷については「翔平は、野球というゲームにおいて世界的な影響力を持っている。彼が球界最高の選手であることは誰もが知っているし、日本では超有名人であることも誰もが知っている」と表現。その影響力は日本に滞在してさらに実感したようで「でも、こっちに来てみて、文字通り、すべての看板が彼一色なんだ。クレイジーな体験だよ」と驚きの声を上げた。

 カーショーはMLB規定の31人の遠征メンバーには入らなかったため、チームとは別便で家族とともに来日。16日には大谷、山本、佐々木の3投手が主催した選手全員参加の食事会に32人目の選手としてマグロ解体ショーなどを堪能。また、オフの時間を利用して訪れた京都を楽しむ様子をSNS上で公開するなど、日本を満喫している。