<センバツ高校野球:横浜-市和歌山>◇19日◇1回戦明治神宮大会に続く2冠目を目指す横浜(神奈川)と、強力打線が持ち味の市和歌山が対戦する。横浜は最速150キロを誇る2年生右腕・織田翔希投手と、昨秋、防御率0・26と抜群の安定感を誇るエース…
<センバツ高校野球:横浜-市和歌山>◇19日◇1回戦
明治神宮大会に続く2冠目を目指す横浜(神奈川)と、強力打線が持ち味の市和歌山が対戦する。
横浜は最速150キロを誇る2年生右腕・織田翔希投手と、昨秋、防御率0・26と抜群の安定感を誇るエース左腕・奥村頼人投手(3年)の2枚看板が軸。打線もチーム打率3割を越えと隙がない。リードオフマンの阿部葉太外野手(3年)を中心に投打に高い力を誇る。12年以来のセンバツ初戦突破を目指す。
対する市和歌山は昨秋の公式戦2本塁打、チーム打率3割2分1厘の強力打線。縦のカーブ、カットボールが武器の好投手、土井源二郎投手(3年)も安定している。
17日に行われた村田浩明監督(38)と市和歌山の半田真一監督(44)の対談で村田監督は「先手必勝でやってきた。市和歌山は非常に粘り強いチームという印象。本校もそれ以上に泥くさくやっていきたい」。対する半田監督は「前半で引き離されないように。自分たちで崩れない。ロースコアで折り返し後半にもっていきたい」と、それぞれ試合展開を描いた。
市和歌山の川辺謙信主将(3年)は開会式で「仲間を信じ、未来のために全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。粘り強くロースコアの好ゲームが予想される。