「選抜高校野球・1回戦、健大高崎3-1明徳義塾」(18日、甲子園球場) 攻撃のミスが命取りとなった。試合後、明徳義塾・馬淵史郎監督(69)は雨にぬれた顔を拭うこともなく、悔しげに敗因を口にした。 「ミスが多かったですね」。初回無死一、二塁…
「選抜高校野球・1回戦、健大高崎3-1明徳義塾」(18日、甲子園球場)
攻撃のミスが命取りとなった。試合後、明徳義塾・馬淵史郎監督(69)は雨にぬれた顔を拭うこともなく、悔しげに敗因を口にした。
「ミスが多かったですね」。初回無死一、二塁で送りバントが決まらず一ゴロ併殺。同点の八回無死一塁でも送りバントを指示したが、走者を進めることができなかった。タイブレークに突入し、バッテリー間のミスも絡んで2点ビハインドで迎えた延長十回無死一、二塁では、二塁走者が飛び出してアウトになるミスを犯し、「課題が多いですね」と肩を落とした。
健大高崎・石垣の先発回避は見抜いていた。「夏もあるし。正解ですよ。投げさせなくて」。試合前から「休ませた方がいい」などと発言していたのは左脇腹を負傷した石垣の未来を考えていたからこそ。「けん制なんかしてないよ。まともに正直に言っているのに」と真意を明かした。