サッカー日本代表は17日、26年北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦(20日・埼玉)に向け、千葉市内で合宿2日目のトレーニングを行った。勝てば8大会連続の出場が決まるバーレーン戦へ、DF関根大輝は「どんな試合でも日本代表のエンブレムを着け…
サッカー日本代表は17日、26年北中米W杯アジア最終予選バーレーン戦(20日・埼玉)に向け、千葉市内で合宿2日目のトレーニングを行った。勝てば8大会連続の出場が決まるバーレーン戦へ、DF関根大輝は「どんな試合でも日本代表のエンブレムを着けてプレーし、このチームに選ばれることは光栄なこと。W杯が決まるかもしれない一戦は注目度ももちろん高いと思いますが、まだ何も決まっていない。こういう大事な試合で使ってもらえるようにアピールしてやっていきたい」と意気込んだ。
今年1月からSランスに移籍。新天地では早速レギュラーの座をつかみ、フランス杯準々決勝のアンジェ戦では初アシストを記録しMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)も受賞した。「数字の部分はずっとこだわっていましたけど、早い段階で1個ついたことでチームメイトからの信頼も大きかったのかなと。でもあれはカップ戦だったので、リーグでもっとアシストだったり、ゴールを狙いたいと思っている。そういう数字にこだわってやっていきたい」。昨年10月に初めて日本代表に招集された後に1対1の守備力の向上を掲げており「間合いは日本よりも距離を近くしないと簡単に仕掛けられるし、スピードに乗らせたらすごい爆発的なものがある。タッチが大きくなった時につつくだったり、取りきる。あとは、クロスを上げさせないことをすごい意識して出来ている」とフランスで手応えをつかんだ様子だ。
過去2回は追加招集だったが、今回は最初の発表時から名を連ね、「ここまで2回追加で、今回正式に呼んでもらったのはやっぱりうれしい。今はまだ数試合ですけど、フランスでやってきたものが評価されているのかなと思います」と笑顔を浮かべた。
初の海外挑戦において、MF伊東純也とMF中村敬斗の日本代表コンビの存在も大きかった。同チームの2人とは常にコミュニケーションを取っているといい、特に伊東はマンションが同じなこともあり、共にゲームをするなど私生活で支えてもらっているという。「2人がいてくれたおかげで、生活面もそうですし、環境面にすぐ馴染むことができましたし、そういう部分でなんか全然不自由ない」。プレー面でも、「チームでも3人で関わってゴールまで行くことも多くありましたし、そういう部分は代表でもそのまま繋げることが出来そう。ランスで出しているものを、ここでもっと出したいと思っています」と日頃の連携を代表に生かすことを誓った。