ボクシングの元世界2階級王者でIBFフェザー級1位の亀田和毅(33)=TMK=が、5月24日に大阪市のインテックス大阪で同級王者アンジェロ・レオ(30)=米国=に挑戦することが17日、大阪市内で発表された。自身の3階級制覇と亀田家8本目の…

 ボクシングの元世界2階級王者でIBFフェザー級1位の亀田和毅(33)=TMK=が、5月24日に大阪市のインテックス大阪で同級王者アンジェロ・レオ(30)=米国=に挑戦することが17日、大阪市内で発表された。自身の3階級制覇と亀田家8本目のベルトが懸かり「ここは何が何でも勝ちにいく」と2019年7月以来、約6年ぶりの世界戦へ並々ならぬ決意を語った。

 フェザー級の王座は高い壁がある。会見に出席した和毅の兄で、3150×LUSH BOMUの亀田興毅ファウンダー(38)は「2000年以降、日本の選手が(フェザー級の世界)タイトルを獲得したのは15・8%と極めて低い」と明かした。実際に日本勢の同階級の世界王者は09年の粟生隆寛以来、16年間現れていない。

 華々しい舞台には兄が破格のビッグマネーを用意した。両者総額のファイトマネーは100万ドル超えで、日本円換算で約1億5000万円。興毅氏のプロモートとしては過去最高クラスで、興毅ファウンダーは「それがフェザー級という階級の価値」と試合の重みを語った。