◆大相撲春場所9日目(17日・エディオンアリーナ大阪) 東前頭4枚目・高安(田子ノ浦)が、カド番の大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を下手出し投げで破り、1敗を死守して勝ち越し。首位を堅持した。 左四つから相手が回り込むところをまわしをつかんだ左で投げ…

◆大相撲春場所9日目(17日・エディオンアリーナ大阪)

 東前頭4枚目・高安(田子ノ浦)が、カド番の大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を下手出し投げで破り、1敗を死守して勝ち越し。首位を堅持した。

 左四つから相手が回り込むところをまわしをつかんだ左で投げた。「落ち着いて、あわてず自分の相撲が取れた」。前日は、新横綱・豊昇龍(立浪)を下し、22年秋場所以来、6個目の金星を獲得。35歳の元大関は「厳しい相撲を取って、千秋楽まで盛り上げたい」と、悲願の初Vへ意欲満々だ。