ドジャース編成部長が日本遠征のメンバー選出を語った カブスとの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」のために来日し、日本中を席巻しているドジャース。16日に地元放送局に出演したアンドリュー…
ドジャース編成部長が日本遠征のメンバー選出を語った
カブスとの開幕戦「MLB Tokyo Series presented by Guggenheim」のために来日し、日本中を席巻しているドジャース。16日に地元放送局に出演したアンドリュー・フリードマン編成本部長が、選手たちの“日本愛”を明らかにした。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」が阪神とのプレシーズンゲームを放送中、4回裏にフリードマン編成本部長がゲストで登場した。今回の日本遠征に帯同できるのは31人という状況で、それでも先発ローテーションの軸となる顔ぶれが参加した理由を語った。
実況のスティーブン・ネルソン氏から、プレシーズンゲームを含めた4試合での投手起用のやりくりを聞かれたフリードマン編成本部長は「31人しか帯同させられないから、4試合を乗り切るのはチャレンジングだ。全員がチームに貢献しないといけない」と説明。限られたメンバーで投手起用の難しさを挙げた。
日本遠征では、カブスとの開幕2連戦に登板予定がないブレイク・スネル投手、タイラー・グラスノー投手ら先発の軸となる面々も帯同している。16日の阪神戦では、5年1億8200万ドル(約271億円)のスネルが先発して4回1/3を投げ、5年約1億3700万ドル(約204億円)のグラスノーが途中から4回を投げるという豪華な投手起用になった。
これについてフリードマン編成本部長は「ダスティン・メイはアリゾナで調整中で、ブレイクやタイラーもそうさせるつもりだった。でも彼らは何としてでもこの遠征の帯同を強く希望してきた。だから、このような形になったんだ」と説明。2人が日本行きを熱望していたことが、メンバー選出に影響していたことを明らかにした。
カブスとの開幕戦では、18日に山本由伸投手、19日に佐々木朗希投手が先発登板する予定。ただ、スネルとグラスノーの“日本愛”によってプレシーズンゲームでプレーを見られたのは、日本のファンにとっても嬉しい出来事となったはずだ。(Full-Count編集部)